映画嫌い (440)

2009年6月27日 映画
 
本日のクソ映画は2007年のカナダ映画「ラストヒットマン (The Last Hit Man)」である。
 
母は故人の父子家庭。父・ハリーとその娘・ラクエルは暗殺請負人だ。ハリーが狙撃の実務を担当し、ラクエルは運転手 兼 IT担当である。暗殺の依頼を受けると、ふたりは着実にそれを実行してきた。
ある時、ハリーの手元が狂い、ビルの上からの狙撃に失敗してしまう。霞む視力、引き金に触れる指の違和感。ハリーは病院に行って検査を受けたところ、手術不可能な位置に脳腫瘍が見つかる。ハリーはその事をラクエルには内緒にしていた。
狙撃に失敗した事への報復として、暗殺の依頼者はハリーの元へ刺客を送ってきた。ハリーはその刺客の男・ビリーを捕らえ、逆に買収して自分の味方につける。ハリーの作戦は、ビリーがハリーの殺害に成功したように見せかけておいて、密かに依頼者の黒幕を探し出して復讐するというものである。ラクエルは、「ビリーは刺客としてやってきた男なんだから信用できない」と言って父に猛反対するが、ハリーはビリーに暗殺者としての銃の使い方の基礎からを教育するのだった。そして・・・
 
これ、全然、ストーリーも脚本もなってないじゃないか。サプライズも何もない。社会派でもなく、アクション派でもなく、その上に見せ方もヘタだから、シリアスさも緊迫感もない。すっごく地味だ。ハリーにもビリーにも重みがないし、ラクエルもオッペケペーだ。全くつかみどころなし。これ、何を見せたい映画なのかねぇ?
 
映画「ラストヒットマン」
http://www.primewav.com/movie/0811b.html
 
 

 
 

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