映画嫌い (213)
2007年11月12日本日のクズ映画は2005年の米国映画「リトル・レッド - 赤ずきんの真実」である。毎度毎度のお子ちゃま向けのCGアニメだ。英語の原題は「Hoodwinked!」で、これは「騙された!」ってな意味なんだけれど、「ずきん」の意味の「フード (hood)」との掛け言葉になっているわけだ。そんなつまらんタイトル付けるんぢゃない!
森の中のお菓子屋さんから次々とレシピが盗まれて、それで店が次々と閉店していく。レシピ泥棒の容疑者として、レッド(赤ずきん)、祖母、木こり、オオカミが尋問される。真犯人は誰だ?
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/hoodwinked.jpg
・・・ってな話なんだけれど、ぜんぜんストーリーが面白くない。かなりの手間・ヒマをかけて作ったCGで、それは良くできているとは思うが、それだけCGにパワーを注ぐのであれば、肝心のストーリーのほうにもっとパワーを注ぐべきじゃなかったのかね? 十数年前のCG人形劇「ビースト・ウォーズ」の頃のCGに比べりゃ、かなりCGってのが進化したなぁとは実感できるんだけど、単にそれだけ。CG技術の見本市ってなそれでしかないのだ。そんなの見せられてもつまらんのだよ、ったくもぉ〜。
映画「リトル・レッド」
http://www.little-red.net/