映画嫌い (403)

2009年3月23日 映画
本日のクソ映画は2008年の米国映画「アンダーワールド:ビギンズ (Underworld - Rise of the Lycans)」である。この映画は現在、日本で劇場公開中らしい。
 
「アンダーワールド」っていうシリーズものなの? そんなのがあるのかも知らずに、何ら予備知識もなく、関係者からいただいたサンプル盤DVDを見てみた。この映画では、ストーリーの背景とか前提、世界観を見せていないから、意味不明の部分が多過ぎだ。ついていけないのである。「アンダーワールド」のシリーズの他のエピソードで語られているのかもしれないけれど、それらを全く知らない私が見ると、わけがわからないのが全体のほぼ半分だ。私が見てどうにか理解できたのは、暗い城の中で暮らしているヴァンパイア族、それと敵対して城外から攻撃を仕掛けてくる狼族ってのがいて、主人公のルシアンってのがライカン(狼族と人間との混血)の男で、早い話、狼男。ヴァンパイア族の奴隷として城内でコキ使われているライカンたちを、ルシアンが解放するってなストーリーなんだけど、これで合っているかな? つまり、単に、「吸血鬼vs狼男」なんだが、これに、ヴァンパイアの皇帝の娘・ソーニャと主人公のルシアンが恋仲になっちゃうという「インターレイシァル」な禁断の恋物語りをオマケにしちゃっている。前述のクソ映画「トワイライト 初恋」で同じようなインターレイシァルを見せつけられていた私としては、頭の中がトリップ状態になってしまったぞ。そんなにヴァンパイアとのインターレイシァルな恋ってのは魅力的なのかねぇ? 今回のヒロインであるソーニャって酷く男顔で全然魅力がないのに、なんでルシアンはあんな女性にホレちゃうわけ? ルシアン、お前はマニア系かぁ?
ってことで、この映画は見る人を極端に選ぶものだろう。「吸血鬼vs狼男」になんぞ興味のない良識のあるオトナな人はこんな映画は無視しようぜ。
 
映画「アンダーワールド:ビギンズ」
http://underworld2009.jp/
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=9834
 
 

 
 

 

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