映画嫌い (271)
2008年4月29日本日のクズ映画は2003年の邦画「きょうのできごと」である。
ストーリーは略。だって、ろくなストーリーがない映画なんだもの。意味もないシーンのつぎはぎをやっているだけの映画だ。こんなの見てもヒマつぶしにすらならない。ひたすら退屈だ。何を言いたい映画なのか、何を見せたい映画なのか、さっぱりわからない。ビルの間に挟まった男、海岸に打ち上げられたクジラにいったい何の意味があるんだ? バッカじゃねぇの? 山なし、意味なし、オチなし・・・である。こんな無意味な腐れ映画には何ら価値はないぞ。真紀を演じている田中麗奈がさっぱり冴えて見えていないしなぁ。(実写版「ゲゲゲの鬼太郎」での田中麗奈の演じる猫娘の印象が強烈だったから、あれ以降、田中麗奈が何を演じても猫娘に見えてしまうのだ)
この映画の監督は行定勲だ。クズな邦画をまき散らして、近年のアホ邦画界を更なる混沌とした泥沼にしている迷監督だ。奴の監督した一連のあれと同様に、この映画もバカらしいほどどうでもいいような内容であることは想像に難くないだろう。こ〜いうバカな人間が日本の映画をダメにしてるのだ。恥じを知れ。こんな映画を作って、それを人様に見せて、それで商売をしている人間は全く信用できないぞ。こいつが金を貸してくれと言ってきても、絶対に貸すなよ。
原作は柴崎友香だな。私は原作は読んだことがないんだけれど、原作もこんな感じの無意味な垂れ流しなんだろうか?
映画「きょうのできごと」
http://www.7andy.jp/dvd/detail?accd=D0040588
映画嫌い (272)
2008年4月30日本日のクズ映画は2007年の邦画「遠くの空に消えた」である。またまたあのクソ監督、行定勲の映画だ。これもまた果てしなくクズな映画なのは行定勲の名前だけで想像がつく。
東京から小学生の楠木が牧畜業のイナカの村へ転校してきた。楠木の父はその村に建設予定の空港の責任者としての赴任だったが、その村では空港建設反対の運動が展開されていた。反対運動は小学生たちをも巻き込む。楠木はその村でUFOを信じて空を眺めている少女と出逢う。
(中略)
楠木たちは小学校の仲間たちの力を借りて、麦畑にミステリー・サークルを作る。そして楠木はその村から転校して去るのだった。おしまい。
空港反対運動のシリアスさもなければ、小学生時代のノスタルジアもない。何の感動すらない。何の意味もないストーリーの垂れ流しだ。ミステリー・サークルに何の意味もないじゃないか。あまりにも無意味で何ら見る価値がないぞ。完成した滑走路の表面に靴が埋まっているだなんて絶対にありえないことだしな。
この映画の宣伝文句に使われている行定勲監督の言葉がこりゃまたバカなのだ。「何かを信じられなくなった時、信じ続けるパワーをくれる映画を撮りたかった」だとさ。この映画、信じとか信じないとかの映画じゃないだろ。それに、この映画、「信じ続けるパワー」なんか与えていないじゃないか。こいつ、自分がこの映画で「信じ続けるパワー」を与えているとでも思い込んでいるんかぁ? こんなバカな事を言う奴は、人として全く信用できんな。こいつが金を貸してくれと言ってきても、絶対に貸すなよ。
映画「遠くの空に消えた」
http://to-ku.gyao.jp/
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