映画嫌い (158)
2007年3月10日本日のデス映画は2006年のメキシコ映画「ナチョ・リブレ - 覆面の神様 (Nacho Libre)」である。2006年の11月に日本でも劇場公開されていたらしい。
孤児のナチョはメキシコの修道院で育った。大人になったナチョはその修道院の調理人となって孤児たちの面倒を見ていた。
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しかし、修道院は資金難で食材を買えなくなり、ろくな料理を子供たちに食べさせることもできなくなってしまう。そこでナチョは、子供の頃から憧れていた覆面レスラーとなって、レスリングで賞金稼ぎを始める。(アニメの「タイガーマスク」みたいなもんだな)
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そんな時、修道院の新任の教師として、美人シスターのエンカルナシオンが赴任してきた。
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ナチョはエンカルナシオンに一目惚れ。
神に仕える身のナチョがプロレスラーであると修道院にバレたら大変だ・・・。
ドジなナチョのトホホな姿を笑ってあげるというコメディなんだけれど、笑いの密度が薄いのなんの。肝心なプロレスのシーンが少な過ぎるし、たいした関係のないシーンもあちこちにあってかなり散漫だ。これという見せ場もないし、なんだか掴みどころのない映画になっている。
それにさぁ、プロレスってのはこの映画で描かれているような真剣勝負のスポーツなんかじゃなくて、日本でも、メキシコでも、米国でもそうなんだけれど、台本のある茶番劇、ヤラセの興業ショーでしょ。だから、この映画の中で描写されているプロレスってのが世間ズレ甚だしく見えてしまい、ますますリアリティがなくなっている。まぁ、今の日本にも、プロレスが真剣勝負だ、真の男の戦いだと言い張るプロレス信者がいる(なんでワザをかけられるのを待っているのがバレバレなあんなヘタな演技を信じちゃうのかなぁ?)から、そのような頭のイカレた人だけ、この映画を楽しみなさい。
でもねぇ、この映画に出てくるシスターのエンカルナシオンがめちゃくちゃキレイなんだよなぁ。
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こ〜いう美人な嫁さんがいると、毎日毎日が楽しくてしょうがないだろうなぁ。人生が素晴らしいものになるだろうなぁ。
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あまりにも美しいので、高画質版でど〜ぞ。
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う〜ん、エンカルナシオン、いいなぁ。無神論者の私の汚れきった瞳がハート・マークになっちゃう。どうでもいいけど、その長い名前、ど〜にかならんのか?
映画「ナチョ・リブレ - 覆面の神様」
http://www.nacho-movie.jp/top.html
http://www.imdb.com/title/tt0457510/