札幌ラーメン嫌い 「味の大王」
2008年7月15日最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
「味の大王」
JR札幌駅の隣にある「エスタ」の10階の、お馴染みの「札幌らーめん共和国」の中にある1軒だ。「味の大王」は苫小牧に本店があり、「元祖カレーラーメン」に人気のある店らしい。ってことで、カレーラーメンの辛口を注文してみた。750円だったかな?
コクのないこのカレーの味は好きではないな。それにカレーの味に麺がマッチしていない。麺とカレー味の汁が分離しちゃって、一体感がまるでないのだ。おいしくない。まるでシロートがその場の思いつきのレシピで作ったカレーラーメンである。カレーとしてもラーメンとしてもどちらも成立していないのだ。具も少な過ぎて貧乏臭い。「辛口」を注文したのに辛くないじゃないか。「中辛」程度の子供だましの味なのだ。「辛口」を注文するという客の行為は、それなりの辛さへの期待と覚悟があるものなのに、これじゃ全くの裏切り行為である。ったく情けない味だ。私なら自宅でこれよりも何倍もおいしいカレーラーメンを作る自信があるな。評価は100点満点中、10点。落第。早く「札幌らーめん共和国」から撤退しちまえ。
札幌らーめん共和国
http://www.sapporo-esta.jp/ramen/
味の大王
http://homepage2.nifty.com/daiou_souhonten/
ちなみに、「エスタ」とは、JR札幌駅の東隣にあるビルで、以前は「そごう」デパートの札幌店が入っていた所だ。「そごう」が潰れて、現在は「ビック・カメラ」や「アカチャン本舗」や「ユニクロ」が入っている。そのビルの10階がレストラン街になっていて、その片隅に「札幌らーめん共和国」というラーメン・コーナーができているのである。昭和30年代のようなレトロな装飾をしているのがダサい。古き良き昭和30年代ってな感じなんかじゃなくて、単に胡散臭いだけの内装だな、アレは。
そのラーメン・コーナーに、北海道内の各地から8つのラーメン店がここに小型の支店を出店しているのである。2004年10月にオープンし、数年または数カ月の不定期でローティションが発生して、ある程度の期間をここで営業していた店舗は閉店し、新たな他のラーメン店に交代するという形式をとっている。今までにここで営業していたことのあるラーメン店は18店。現在営業中の8店と合わせて全部で26店か。まぁまぁ、それなりに各店のバラエティのある味を経験できるのだが、結構、トンデモないラーメン店の割合が多いのも事実である。私は全26店の中、今までに19の店で食べた経験があるけれど、「おいしい!」と思ったラーメンは1つもない。実際に、「札幌らーめん共和国」にしても、ススキノの「ラーメン横丁」にしても、それは観光客向けであって、地元のラーメン好きは寄り付かなくて、リピーターもいないような所なんだよねぇ。地元の人間でも、私のような物好き・悪趣味な奴しか行かないよ。おいしいラーメンは絶対に食べられないとわかりきっているから。
以前に「札幌らーめん共和国」に出店していた「とらや食堂」(本店は遠軽)は、「偶然とドライブ中に前を通りかかったので、昼飯どきでもあるし、とりあえず何かを食べようと思って入ってみたイナカの食堂のラーメン」ってな感じで、あのレトロなイナカの雰囲気は良かったんだけ、味としては全然ダメだったもの。
現在、「札幌らーめん共和国」で配布されている店舗紹介のパンフレットがこれ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/ramen.gif
店舗が入れ替わるたびに、このパンフレットも作り直されている。