最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
  
「らー麺 ばり屋」
札幌市内にいくつかの店舗がある店だ。千歳空港にもこの店の支店がある。私が行ったのは札幌市中央区北1条東3丁目にある「総本店」だ。「サッポロ・ファクトリー」のすぐ近くにある。
夜の遅い時間に行ったところ、客の吸っているタバコの煙で店内がモクモクとしていて、まるで居酒屋のような状態になっていた。肺ガンにされてしまいそうなその店内に入って、禁煙席はないのかと店員にきいてみたところ、「ありません」と言う。おいおい、何年も前に健康増進法ってのが成立して、飲食店での分煙化は義務とされているのに、この店は法律を無視する違法店かよ? どうしょうもない店である。このクソ店舗ではいったいどんなクソ・ラーメンを出すのか?と気になったので、店を出ないで、「特製野菜ラーメン」の「味噌あじ」を注文してみた。850円である。
出てきたラーメンは、ほんと、ど〜しょうもないクソ・ラーメンだったのだ。これのいったいどこが「特製」なんだ?と思うほどレベルが低い。野菜ラーメンのくせに、690円の普通の「味噌ラーメン」より野菜の量が格段と多くなっているわけでもない。若干のヤングコーンとか、キクラゲ、白菜、人参が入っているくらいなのだ。チャーシューは入っていなくて、その代わりに入っているのが安っぽい豚のバラ肉だもの、すっごく貧乏くさい。2個のウズラのゆで卵がぜんぜんスープにマッチしていないし、スープの味も物足りないなぁ。作り方がザツなんだよ、これ。基本がなっちゃいないな。大雑把すぎ。
最も問題なのは麺だろう。この独特の風味のある麺は「さがみ屋製麺」の製造している麺だな。その麺の強いカンスイの風味が私は嫌いなのだ。麺がカンスイの香りを主張してもしょうがないだろ。そのままカンスイの風味を出したままのラーメンがこの店の味になっちゃっているのだ。この味はイヤだな。もうこの店に行く事はないだろう。
ってことで、評価は100点満点中、3点。失格。
「総本店」でこんな味なんだから、他の店舗での味ってこれ以下なんだろうか? こんな味で商売が成り立っているとはすごいなぁ・・・。
 
 
らー麺 ばり屋 総本店
http://ramen.gnavi.co.jp/shop/jp/h057400n.htm
http://members.jcom.home.ne.jp/ra-fan/hyoka-s-bariya.htm
http://gourmet.livedoor.com/restaurant/50132/
http://r.tabelog.com/hokkaido/rstdtl/1002547/
さがみ屋製麺
http://www.sagamiya.co.jp
 
 

 
テーブルの上にガラスのコップが置いてあって、セルフサービスでそれで水を飲むようになっているんだけど、そのコップの洗い方がめちゃくちゃ悪いのも問題だ。あまりにも汚くて、そのコップで水を飲む気になれないぞ。そんなザツなコップの洗い方が、この店のザツなラーメンの作り方を象徴しているよなぁ。店内のあちこちにもそのザツさが垣間見られるもの。経営者の性格なんだろうか?
 

 
 
 
最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
  
「拉麺 鴇の巣」
「鴇」は「トキ」と読む。札幌のススキノから駅前通りを中島公園方面へ歩いていくと、飲み屋が少なくなってきたあたりの右側にある店だ。住所では札幌市中央区南8条西4丁目である。駐車場の一角にある小さな店だ。男がひとりでラーメンを作っているのが通りから見えた。
店内に入って、この店のオススメは何かきいてみると、その男は塩ラーメンだと言う。塩ラーメンは食べる気しないなぁと思っていると、醤油ラーメンもおすすめだと言う。私は醤油ラーメンが嫌いだからギャラが出たとしても絶対に食べない。帰ろうかなぁ・・・と思ったが、味噌ラーメンがオススメではないラーメン屋が作る味噌ラーメンっていったいどんな味なんだぁ?と、私の悪趣味センサーがピロリロリン!と鳴ったので、帰るのをやめて、味噌ラーメンを注文してみた。味噌ラーメンは770円だ。塩、醤油は720円なのにそれより50円高い。オススメじゃないから高いってわけではないだろうが、これは素直には納得のできない値段だな。そして、密かに私は男が調理している1つ1つの動作をチェックしながら、注文した味噌ラーメンが出てくるのを待った。

出てきたラーメンはやけに熱い。高温の油のせいだろう。スープはかなり油っぽい。油ギトギトでカロリーたっぷりだな。味はそれほど悪くはないが、おいしいとまでは言えない。モヤシなどの具は良いけれど、わずかに入っているデキソコナイのチャーシューはいただけない。こんなまずいチャーシューは初めての経験だ。乾燥した厚めのポークジャーキーをスープで少々ふやかしたようなやつなのだ。これは醜悪だな。また、やや固めの麺は良いんだけれど、麺を茹で上げた後の湯の切り方が不十分だから、それが味にマイナスとなって出てきちゃっているのだ。遠心力を使って、湯はおもいっきり切れよ。結果的には、またこの味が食べたいとは全く思えなかった。

更には、決定的な大問題点があったのだ。男が調理中に、他の客が料金を支払おうとした時である。男は調理を中断して、料金の紙幣や硬貨を受取り、それをレジの中に入れる。そして、レジの中からおつりを出して客に渡す。そこまでは問題はないんだけれど、問題はその後だ。男は紙幣や硬貨を触ったその手を洗うこともなく、調理を続けているのだ。汚染されたその右手の素手で具を握ってラーメンの上に盛り付けていた。おいおい汚い紙幣や硬貨を触ったその手で食べ物に触るなよ。こんなラーメンを食べさせられちゃ、いつ病気になっても不思議はないな。非衛生的ったらありゃしない。エタノールで消毒するまでもないが、石鹸と流水でしっかり手を洗え。こいつ、ちゃんと調理師免許を持ってるのか? 私が食べるラーメンを作っている時には客が支払いをしているシーンがなかったので、汚い手でラーメンを作っているとは知らなかった。だから私は全部食べてしまったじゃないか。食べた後になってその様子を見かけて、私は吐き気がしてきたぞ。
それともう1つの問題は奴の接客の態度だ。おもてなしのハートがまるでないな。一度、プロの接客指導員の講習を受けてみるがいい。プロの接客をナメるなよ。
 
ってことで、評価は100点満点中、0点だ。失格。
非衛生かつ接客ダメ。論外な店である。私は絶対にもうこの店では食べないな。最低だ! 下には下があるんだな。
私の認定する「三大極悪ラーメン店 in 札幌」にチャート・インだ。今現在の三大極悪ラーメン店は、「味の三平」、「一国堂」、そして「鴇の巣」である。
 
 
拉麺 鴇の巣
http://www.bfh.jp/theme/theme_searchdetail/80001035/
 
 

 
 

 
 
 
最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
  
「ラーメン 味の千龍」
自宅の近くにあるラーメン店に時々出撃するこのコーナー。今回は札幌市南区澄川にあるラーメン店「味の千龍」を訪問してみた。住所は澄川4条2丁目だ。「千龍」は「せんりゅう」と読むのか、「ちりゅう」と読むのか、私は知らない。店の外観も、店内の様子も、典型的なイナカのラーメン店ってな感じのサビレ具合でイキだな。メインの料理がラーメンで、その他にはチャーハンやギョーザなんかもメニューにある。カウンター席のテーブルの色がピンク色っぽい禿げ上がったオレンジ色ってのがレトロだ。3人で調理をやっていた。父と母とその娘ってな感じだな。娘は体重100kg以上あるだろう。父が店名が書いてある軽自動車に乗って出前をしている姿をこの界隈ではよく見かけるぞ。
ってことで、毎度のように味噌ラーメンを注文してみた。600円である。
出てきた味噌ラーメン、その麺は良い。もっとモヤシを多くしてほしいとは思うが、その具もそこそこ良いのだ。しかし、そのスープには私は納得がいかない。すごく醤油ラーメンっぽい味なんだもの。醤油ラーメン用の醤油スープをベースにして、それに味噌をちょっとだけ加えて味噌風味にしたような感じの味になっているのだ。醤油ラーメンが嫌いな私にとっては、この味はつらい。味噌ラーメンを食べているという感じがしないんだよ。
ってことで、評価は100点満点中、20点。失格。

食後に料金を払うと、こんなサービス券をもらった。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/senryuu.gif
10枚集めると600円のラーメン1杯がただ!
私はこの店にはもう行かないだろうから、この券は集まらないだろうな。そんな券を配るくらいなら、元の料金を安くすべきだろ。10枚集めると600円のラーメンがタダになるのなら、1枚ぶんが60円じゃないか。だったら、こんな券は廃止して、全品の価格を60円下げるべきだ。ラーメンの価格が540円だったら、その価格はちょっとだけ魅力じゃないか。
 
 
ラーメン 味の千龍
http://nanmara.main.jp/2007/02/post_8.html
 
 

 
 

 
 

映画嫌い (291)

2008年8月7日
 
本日のクソ映画は2006年の邦画「となり町戦争」だ。三崎亜記の同名小説の映画化である。
 
主人公は舞坂町に住んでいるサラリーマンの北原だ。彼は旅行代理店に勤務している。
ある時、舞坂町とその隣町の森見町と間で戦争が勃発した。舞坂町の役場の「対森見町戦争推進室」の担当者から北原へ連絡があったので、北原が役場に行ってみると、戦争推進室の担当者の女性・香西から協力要請の説明があったのだった。その要請とは、北原に偵察員になってほしいというものだ。毎日、北原は車で勤務先へ通う途中に森見町を通るので、森見町の様子を報告するというのがその任務だ。妙に事務的な香西の態度に北原は戸惑い、戦争状態にある事にも戸惑うが、彼は偵察員になる事に同意した。北原は香西に次第に惹かれていく。
その後、戦争推進室の司令により、北原は香西と夫婦を装って森見町に引越して森見町の偵察を行なうという極秘任務を受けるのだった。ふたりは森見町のアパートで共同生活を始め、そこでふたりは結ばれる。
ところが、その潜伏が森見町にバレそうになった。舞坂町役場に戻っている香西から北原へ電話があり、大至急、書類を持って森見町を脱出するようにと言われる。北原は郊外の排水溝を通っての脱出を試みる。持ち出した書類の中には、香西は任務として北原と結ばれた事を示す資料があった。それを見て愕然とする北原。
そして戦争が終了した。北原と香西の関係は・・・?
 
 
安っぽい。隣町が戦争をするという設定がナンセンスでだ。まるで山田悠介の小説なみのチープな設定だ。戦争状態のシーンなんかまるでないし、戦争となった理由すら何も説明されていないという、アホくさいほどの薄っぺらな映画なのだ。ナンセンス、不条理で笑いを取るってな映画でもないし、いったいこの映画は何を言いたいのか、何を見せたいのか、さっぱり理解できないのである。当然、反戦映画にすらなっていないんだもなぁ。結局は北原と香西のラブ・ストーリーになっちゃって、そんなの見せられてもしょーもないぢゃないか。
役者も冴えないなぁ。北原を演じているのが江口洋介で、香西を演じているのが原田知世だ。う〜ん、原田知世、フケたなぁ。すっかりおばちゃんになっちゃっているのが悲しいぞ。そんな原田知世が香西を演じても、さっぱり魅力がない。もっと魅力的な役者を使えよぉ。そうするとこの映画の印象はもっと良くなったと思うぞ。
北原の勤務する旅行代理店の社員たちの配役も、もうちょっとどうにかして味を出したほうがよかっただろうになぁ。
 
映画「となり町戦争」
http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/tonarimachi/
 
 

 
 

 
 

映画嫌い (292)

2008年8月9日
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「ウォーリー (Wall-E)」だ。CGアニメのディズニー映画だ。現在、米国でヒット上映中だな。日本では今年の年末に劇場公開の予定があるようだ。今後、この映画を見る予定の人は、以下を読んではいけない。
 
800年後の地球。人類が絶滅して700年が経過していた。廃虚と化した都市の片隅で、人類が残した一台のゴミ処理小型ロボットのウォーリーはゴミ処理の仕事を続けていた。ゴミを分別し、ゴミを圧縮してブロック化し、それを積み上げていく。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/walle1.jpg
ある時、宇宙からロケットがやってきて、ウォーリーの作業場の近くに探査ロボットを下ろして飛び去っていった。そして、飛び回って地上を探査している探査ロボットの姿に、ウォーリーは恋をしてしまったのだ。ウォーリーはその探査ロボットを自分の住処に招待し、ゴミの中から見つけたコレクションを見せて友好をアピールする。その探査ロボットの名前はイヴだが、ウォ−リーは「イーヴァ!」と発音して呼ぶのだった。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/walle2.jpg
ウォ−リーはゴミの中から見つけた発芽した植物をイーヴァに見せると、イーヴァはそれを体内に取り込んだまま機能停止してしまった。そして、しばらくして、ロケットがイーヴァを回収しにやってきたのだ。ウォ−リーはイーヴァを追い、飛び立つロケットにしがみついて宇宙へ。そのロケットは宇宙の果てを航行中の巨大な宇宙船・アキシオンに辿り着くのだった。
その巨大宇宙船は、地球を700年前に飛び立ったもので、人類の子孫たちが大勢で暮らしているスペース・コロニーだ。地球に植物が存在する事の証明をイーヴァが得たので、それを知った船長は地球への帰還を決断する。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/walle3.jpg
ところが、地球への帰還を阻止しようとするコンピュータとその指示で妨害活動をするロボットたちが船長を拘束してし、証拠の植物を廃棄してしまおうとする。それに立ち向かうウォ−リーとイーヴァは・・・。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/walle4.jpg
 
 
かなり退屈である。見ていて、何度も居眠りしそうになった。
ストーリーが陳腐で、擬人化されたロボットたちの表情や姿にも飽き飽きしてくる。ストーリーを追いながら見ているのがバカらしいし、その後のストーリーがどんなふうに展開しているのか興味も持てないんだもの。要するに、どうでもいい映画なのである。何を言いたい映画なのか、何を見せたい映画なのかさっぱりわからないし、地球環境やエコを考えさせる映画にすらなっていないんだよなぁ。ウォーリーに似た姿のロボットが活躍する映画が20年くらい前にあったような気がするしなぁ。イーヴァのほうのモデルはクリオネかぁ?
笑えた箇所は1つだけ。最後のほうのシーンだ。ウォーリーが自分の体を張って活躍した為に機能停止してしまい、イーヴァが部品交換をしてウォーリーを蘇生させようとするシーンだ。ウォーリーを再起動させた時の音が「ジャーン!」って、それ、アップル・コンピュータのマッキントッシュの起動音じゃないか。私は飲んでいたカツゲンを吹き出してしまったぞ。カツゲンって何なのか、北海道民じゃないとわからんだろうが。
 
 
映画「ウォーリー」
http://www.disney.co.jp/movies/wall-e/
カツゲン
http://pucchi.net/hokkaido/knowledge/katsugen.php
 
 

 
 

 
 

映画嫌い (293)

2008年8月10日
 
本日のデス映画は2008年の米国映画「ダークナイト (The Dark Knight)」だ。バットマン映画だ。この映画は先日から日本でもで劇場公開されるようである。
 
あまりにもくだらない映画だから、ストーリーは略。退屈で、つまらなくて、居眠りしちゃった。しばらく眠って、目がさめてもまだ映画が続いていたんだもの、長い映画なんだねぇ。本編が2時間25分ぐらいあるな。
犯罪都市・ゴッサムでのバットマン対ジョーカーってのが基本で、それにゴッサムの浄化を狙う警察や検事などの人間が絡んできたり、当局の中に裏切者がいたり、復讐劇があったり・・・で、ストーリーが未整理かつ詰め込みすぎてゴチャゴチャなのだ。バットマンをはじめ、どの登場人物にも魅力がなくて、薄くてダラダラだな。ジョーカーにしても、ぜんぜん「悪」としての重みもなければ、知能犯としてのインテリジェンスもなく、なぜに強いのかも不明な、単なるしゃべりすぎオヤジなのである。そんな状況でストーリーが地味にたんたんと進むものだから、ストーリーを追って見ているのがどうでもいいように思えてきて、その結果、睡眠導入映画と化しているのである。果てしなくデスな映画だな。こんなクソ映画は見る価値がないから、絶対に見るんじゃないよ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/thedarkknight.jpg
 
映画「ダークナイト」
http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/
 
 

 
私は以前にバットマンのシリーズの映画は1度だけ見たことがあるんだけれど、あの時も途中で眠ってしまったものなぁ。シリーズの中のどの映画だったのか忘れてしまった。1990年3月、成田空港からモスクワ経由でロンドンに行く全日空の便に乗ったら、その飛行機がシベリア上空を飛ぶ中、機内でその映画が上映されたのである。暗くて地味で、つかみどころのない映画だったから、いつのまにか眠ってしまった。ストーリーには全く記憶がない。日本語吹替えの音声でのバットマンの声優は広川太一郎だったという記憶くらいしか残っていない。目がさめて、飛行機の窓から果てしなく続いているシベリアの大地を見ていると、オビ川が見えた。なぜにオビ川だとわかったかと言うと、スチュワーデスさんが私だけに教えてくれたのだ。
トランジットでモスクワの空港に降りて、1時間ほどの時間があったから、空港の売店で時間をつぶしていると、白いトレーナーで、胸のところに大きく赤い文字で「CCCP」と書いてあるやつを発見。「CCCP」とはロシア語で表記した「USSR」の意味だ。当時、ソ連が崩壊して数カ月である。今後、このようなトレーナーもなくなっちゃうんだろうなぁ・・・と思い、衝動買いしちゃった。やけにガサガサしている生地で、日本や米国ではありえないような安っぽい手触りなのがイキだった。その売店のレジの担当の人は、オバちゃんと言うよりは、オバアちゃんってな感じの白髪で激ヤセの女性で、日本語がペラペラ。広島なのか徳島なのか知らないが、そんな感じの方言の日本語でおしゃべりしまくりで、日本人相手に商品を売っているのだ。私はそのトレーナーを買おうとすると、「ドルも円も使えるけん」と言うので、「日本の円ではいくら?」と質問すると、「730円」と言う。ポケットから千円札を出したら、お釣りに300円くれた。「10円硬貨が足りないからオマケよん」と言ってオバアちゃんは私にウィンクするのである。
そのトレーナー、日本に帰国してから一度だけ着て、一度洗濯しただけでゴワゴワになっちゃった。首のところが伸びて再起不能状態に。さすが旧・ソ連製だなぁ。その後しばらく、あのトレーナーはパジャマとして使っていたが、黄ばんできたので捨てた。赤い「CCCP」の文字も色落ちして、それが白い生地ににじんで、かなり情けない状態になっていたのだ。ソ連製、恐るべし!
・・・と、そ〜いう想い出が「バットマン」に関連して私の頭の中に残っているのだ。
 

 
 

映画嫌い (294)

2008年8月11日
 
本日のデス映画は2008年の米国映画「ウォンテッド (Wanted)」だ。この映画は来月に日本でもで劇場公開されるようである。今後、この映画を見る予定がある人は、以下を読んではいけない。
 
謎の暗殺集団「フラタニティ(義勇会)」の重鎮の暗殺者が殺された。殺したのはフラタニティを裏切った男、クロスだ。
主人公はウェズレー・ギブソン。彼は平凡なサラリーマンで経理の仕事をしている。冴えない自分の人生、むかつく上司に悩む日々だ。彼の父は、彼が生まれたその日に失踪したままで、行方不明になっていたのだった。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/wanted1.jpg
ある時、ウェズレーがドラッグストアーで買い物をしている時、フラタニティの女性暗殺者・フォックスが彼に声をかけてきた。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/wanted2.jpg
「私はあなたの父を知っているわ。昨日、あなたの父は殺されたのよ。最高の殺し屋だった。あなたの父を殺した奴が、今、あなたの後ろにいる。」
と言う。その瞬間、ドラッグストアーの陳列品の影にいたクロスとフォックスの銃撃戦が始まる。ウェズレーは何が何なのかさっぱりわからない。フォックスはウェズレーを車の助手席に乗せてその場から逃げるが、クロスは執拗に車で追跡してくる。(ここでカーチェイス・シーン)
フォックスとウェズレーはその場から逃れ、クロスの姿は消えた。

翌日、ウェズレーが自分の部屋に戻ってみると、そこにはフラタニティのメンバーたちがいた。リーダーはスローンという男だ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/wanted3.jpg
ウェズレーの父親はフラタニティのメンバーで、特殊能力を持った一流の暗殺者だったが、組織を裏切ったクロスによって殺された・・・とスローンは事情を説明する。父の特殊能力とは、「心拍過剰で血流増大し、異常なほどの反応速度を発揮する」というものだ。その体質がウェズレーに遺伝しているので、父の後を継いで組織に入り、父の仇を打つようにと、スローンはウェズレーを誘う。そんな能力に気がついていないウェズレーだが、自分の人生を変えたいという思いから、組織に入ることを決心する。

さっそく、スパルタ式の暗殺者養成教育が始まる。そして、暗殺者に成長したウェズレーにスローンからの暗殺指示が下り、フォックスとウェズレーは着実にそれを実行していく。遂には、クロスを暗殺する指示がウェズレーに下るのだった。

ウェズレーは列車の中にクロスを追い詰める。(ここで列車アクション・シーン) 列車が脱線して谷底に落ちそうになると、クロスはウェズレーを助けようとするが、それでもウェズレーはクロスを撃つ。そして、瀕死のクロスは衝撃の事実をウェズレーに伝えるのだった。クロスこそウェズレーの本当の父親で、スローンの悪事を知ったクロスは組織の壊滅をさせようとしていたと。スローンはウェズレーを騙して暗殺者に仕立て上げ、そしてウェズレーにクロスの暗殺の指示をしたのは、クロスにとって実の息子であるウェズレーは、クロスが唯一、手加減する相手だったからだ。そして、クロスは死んでしまう。
ウェズレーはフラタニティへの復讐心に燃える。そして・・・。
 
 
ウェズレーがプロの暗殺者に育つまでの試練を描いた映画だと思って見ていたところ、実の父がクロスで、フラタニティに騙されていたというサプライズを仕掛けていたんだね。そのストーリーはまあまあよくできていると思う。
しかし、銃撃やアクション・シーンが「ありえねぇ〜!」ってなくらいデキスギ君なのだ。それがリアル感がない原因になっていて、滑稽ですらある。撃った銃の弾丸がカーブして当たったり、円を描いて飛んで行くってのは力学的には絶対にありえないぞ。あぁ、バカバカしい。
 
 
映画「ウォンテッド」
http://eiga.com/movie/53560
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD12870/index.html
 
 

 
 

 
 

映画嫌い (295)

2008年8月12日
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「シャッター (Shutter)」だ。2004年のタイのホラー映画「心霊写真」を米国でリメイクしたものなんだけど、舞台が日本で、監督などの撮影スタッフのほとんどが日本人だ。
この映画は来月に日本でもで劇場公開されるようである。今後、この映画を見る予定がある人は、以下を読んではいけない。
 
ニュー・ヨークに住む米国人のベンとジェーンは結婚式を挙げた。ベンは写真家で、日本での広告写真の仕事を兼ねて、ふたりは新婚旅行で日本にやってきた。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/shutter1.jpg
ふたりで日本を観光して、ジェーンの運転で夜の山道を車で移動している時、突然と車の前に現われた女性をその車がはねてしまう。警察を呼んで現場周辺の捜査が行なわれたが、人がひかれた痕跡も、死体もケガ人も見つからなかった。
その後、東京に滞在しているふたりを怪奇現象が襲う。観光で撮ったスナップ写真にも、ベンが仕事で撮影した写真にも正体不明の何かが写っていたのだ。ジェーンはその正体を突き止めようと、オカルト雑誌編集者を訪問し、心霊写真というものを知る。そして、ベンが撮影した心霊写真を持って、ベンとジェーンは心霊研究科の村瀬を訪問するが、そこでは情報は得られなかった。
ベンが仕事をしている間に、ジェーンはひとりで出かけ、ポラロイド・カメラで写真を撮影しながら、写っている霊に導かれて田中めぐみという女性の存在を知ることとなる。その女性とは、以前にベンと交際していたことがあるストーカー女だったのだ。ベンはめぐみがその後にどうしているのか心配になり、ベンとジェーンのふたりは東京の郊外にあるめぐみ実家を訪問してみたところ、その家で、自殺してミイラ化しためぐみの遺体を発見する。めぐみの葬儀が行なわれ、遺体は火葬されたが、怪奇現象はそれでもまだ続いた。ふたりがニュー・ヨークに帰った後も。
めぐみの死の真相とは・・・?
 
 
私が見たやつは米国で劇場公開されていた米国版である。私はタイのオリジナル版は見ていないので、どのようにそれと違っているのかは知らない。来月に日本で劇場公開されるやつは、米国版とは別編集の独自の日本版になっているそうであるが、どのように違いがあるのかは知らない。別ストーリーになっているのかも知れないな。
で、死者が祟るとか、霊魂や怨念が写真に写るとか、その手のオカルトの一切を否定している私にとって、この手のオカルト映画はちゃんちゃらおかしいのだ。めぐみのベンへの怨念、復讐心が怪奇現象を起こして、写真にも写っているってことになっているんだけど、ぜんぜんリアリティがないし、ぜんぜん恐くない。ホラー映画になっていないじゃないか。「リング」、「呪怨」などのジャパニーズ・ホラー映画が米国でリメイクされて、その勢いだけでコレを作ってしまったという感が否めないよなぁ。ちなみに、この映画のプロデューサーは「リング」、「呪怨」、タイ版「心霊写真」のプロデューサーでもある一瀬隆重だ。監督は「感染」、「世にも奇妙な物語」の監督もしていた落合正幸だな。日本人が撮影しているから、米国人の目から見た勘違いされたヘンテコな日本の文化のシーンはない。しかし、オカルト雑誌編集者のリツオの役で登場している役者は、米国の人気テレビ・ドラマ「ヒーローズ」でアンドウ君の役を演じていた韓国人 James Kyson Lee じゃないか。なんでこんな奴に日本人を演じさせるんだよぉ?
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/shutter2.jpg
その他に日本人の役者が出ていて、チョイ役である心霊研究科の村瀬の役は山本圭だな。そして、めぐみの役は奥菜恵だ。ある雑誌に「もしも、めぐみ役が柴崎コウや中谷美紀だったら、3倍は楽しめただろう」と書いていた映画評論家がいたけれど、私はそれには賛同しない。めぐみが登場するシーンがあまりないし、めぐみの存在感がどうのこうのってな映画じゃないからだ。めぐみの役は誰にやらせても変わらなかっただろう。

不思議なのは、エンドロールの役者の一覧の中に、宮崎美子の名前が上から8番目にあるってことだ。7番目が James Kyson Lee で、9番目が山本圭だ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/shutter3.jpg
宮崎美子、この映画に出ていたっけぇ? アキコという役らしいのだが、そんな登場人物、いなかったよなぁ? もう一度見てみたが、それでもどこに出演しているのかわからなかった。出演していないのに名前があるのは怪奇現象だ。この映画のスタッフの中に私の知人がいるので、その人に私が質問してみたところ、宮崎美子は確かにアキコという役を演じていたのだが、編集しているうちにその出演シーンが次々とカットされてしまって、最終的には劇場公開版から全ての出演シーンがカットされてしまったらしい。おいおい、それならエンドロールくらい修正せぇよ。ったくもぉ杜撰な映画だなぁ。ちなみに、アキコという役は、めぐみの母親らしいぞ。
来月に日本で劇場公開される日本版には、もしかして宮崎美子がちょっとだけ出ているかも知れないな。いや、私は宮崎美子のファンでも何でもないし、宮崎美子を見たいわけではない。現在撮影中の実写版映画「ヤッターマン」での深田恭子は気になるが。
 
 
映画「シャッター」
http://movies.foxjapan.com/shutter/
 
 

 
 

 
 

映画嫌い (296)

2008年8月15日
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「ハンコック (Hancock)」だ。この映画は来週の週末より日本で劇場公開されるようである。今後、この映画を見る予定がある人は、以下を読んではいけない。
 
その男の名前はジョン・ハンコック。怪力を持ち、空を飛び、銃弾を跳ね返す。タイツを履いていない私服のスーパーマンだ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/hancock1.jpg
しかし、彼はヒーローではなかった。一応は事件があるとやってくる正義の味方なのだが、その活動で道路も建物もめちゃくちゃになり、莫大な損害を与えまくっている。ハンコックは警察からも市民からも嫌われている厄介者のぐ〜たら男なのだ。アル中の彼は酒のボトルを片手に、今日も酒の臭いをプンプンさせながら空を飛ぶ。損害賠償の数々の裁判を無視して。
ある時、踏切りで立ち往生して危うく列車に激突されそうになっていた車をハンコックは救う。ハンコックに激突した列車は大破し、またもやハンコックは人々から罵倒の言葉を浴びせられる。しかし、助けた車に乗っていた男、レイ・エンブリーはハンコックに感謝をし、ハンコックのイメージアップ作戦に協力したいと申し出る。レイの仕事は広告コーディネーターで、その仕事での経験を役立てたいと。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/hancock2.jpg
レイの考えた作戦とは、裁判の判決に従って、ハンコックが刑務所に入るというものだった。ハンコックが塀の中に入っている間、街の犯罪が増加し、誰もがハンコックの社会貢献度を再認識するだろうという作戦だ。ハンコックはその案に従って収監される。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/hancock3.jpg
レイは連日、刑務所でハンコックに面会し、イメージアップ教育をする。着地時は激しく降りるな、飲酒はダメだ、車を潰すな、ビルを壊さないようにドアを使え、警官には「グッド・ジョブ!」と言え、出動する時はこのコスチュームを着ろ、・・・と。
レイの予想通り、街の犯罪は増加した。そして、遂にその時が来た。銀行強盗が人質を取って銃撃戦をする事件が発生し、警察署長からハンコックへの協力要請があったのだ。ハンコックはレイの言っていた事を守り、正義の味方として出動する。警官たちへの「グッド・ジョブ!」の言葉も忘れない。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/hancock4.jpg
そしてハンコックは人質を救い、銀行強盗を捕まえて事件を解決し、人々はハンコックへ拍手喝采をする。レイは「大成功!」と大喜びだ。ヒーロー・ハンコックは刑務所からの出所を認められ、レイとは深い友情が。
ところが、思いがけない事実をハンコックは知ることになる。レイの妻のメアリーにはハンコックと同じ超人的パワーがあったのだ。平穏な暮らしを望んでいるメアリーは「レイには絶対に内緒!」とハンコックに釘を刺すが、それもレイの知るものとなってしまい、人間関係が錯綜する。更には、同じパワーを持ったハンコックとメアリーが接近する事によって、お互いのパワーが減衰してしまい、普通の人間になってしまうという事実も発覚した。そんな時、ハンコックが捕らえた銀行強盗が刑務所を脱走し、ハンコックへの復讐にやってくる。そして・・・。
 
 
コメディなのにお笑いが少なくて、笑える箇所がひとつもなかったなぁ。ハンコックが銀行強盗を退治してヒーローとして世間で認められるまでのストーリーがめちゃくちゃベタに進んでいて、それがすごく退屈なのである。その後、メアリーのパワーが発覚する所からストーリーが違う方向へ暴走しちゃって、こりゃまた全然面白くない。そして、盛り上がる事もなく終わっちゃったぁ・・・ってな感じだなぁ。ホント、面白くない映画だねぇ。あまりにもつまらないものだから、それ以上に特にどうのという感想すら持てなかったよぉ。ハンコックを演じているのがウィル・スミスでしょ。この人の顔も演技も飽きてきたなぁ。
ってことで、こんな映画は見るんじゃないよ。
 
 
映画「ハンコック」
http://www.sonypictures.jp/movies/hancock/
 
 

 
 

 

映画嫌い (297)

2008年8月16日
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「インクレディブル・ハルク (The Incredible Hulk)」である。日本でも劇場公開中のようだね。
 
科学者のブルース・バナーはガンマ線を浴びて狂暴な怪物「ハルク」に変身する体となってしまった。怒りの感情により体が巨大化して緑色になり、その怪力で暴れるのである。
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スーパー兵士の研究をしている米軍から追われたバナーは国外へ逃亡し、ブラジルのスラム街に潜伏して、清涼飲料工場で働きながら、自分の体を元に戻す研究を続けていた。ところが、バナーの居場所は米軍にバレてしまう。米軍のロス将軍は、狙撃手として有能な英国兵のブロンスキーの派遣を受けて、バナーを捕まえる作戦を開始する。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/incredible3.jpg
しかし、変身したバナーの怪力で部隊は壊滅状態に。
更に逃亡したバナーは、かつての研究室のあるバージニア州のカルヴァー大学に戻ってきたが、そこにも米軍が追ってきた。追い詰められたバナーは、またもや変身して米軍を撃退する。そして、バナーはかつての恋人であったエリザベスと共にニューヨークへ逃亡するのだった。
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一方、二度もバナーの確保に失敗したブロンスキーは、自らの意志でハルク化する体となり、バナーと対決する決心をする。そして、ニューヨークの街中で、2人のハルクの横綱対決が・・・。
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数年前にハルクの映画があったけれど、あれとは何も関係ない別ストーリーだ。バナーの逃亡劇、そして2人のハルクの対決の2本立てのシンプルかつベタなストーリーに拍子抜けである。ブロンスキーがハルク化し、それが悪役になっちゃうのもわけがわからない。全然楽しめない映画だな。
ってことで、この映画も見る価値なし。
 
 
映画「インクレディブル・ハルク」
http://www.sonypictures.jp/movies/theincrediblehulk/
 
 

 
 

 
 

映画嫌い (298)

2008年8月17日
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「ミート・ザ・スパルタンズ (Meet the Spartans)」である。2007年の米国映画「300」のパロディ映画だ。日本での劇場公開はパスになっちゃったんだっけ?
 
主人公は都市国家・スパルタのレオニダス王だ。アケメネス朝ペルシャの王・クセルクセスが率いる侵略軍を討伐しに、レオニダス王の率いる特殊部隊はお手手つないでスキップしながら遠征に出る。
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あまり期待していなかったが、思っていたより笑える部分が多かった。こんなシーンは「300」の本物そっくりな雰囲気をもったパロディでなかなか楽しい。
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はちゃめちゃ・ドタバタコントになっていないのが良いが、それでも面白い映画だとは言えないなぁ。「300」を見ていない人がこれを見ても、その世界観とか元ネタがわからなくてピンとこないだろう。
他には「ゴーストライダー」、「スパイダーマン3」、「トランスフォーマー」、「ロッキー」などの映画のパロディも登場しているんだけど、それらのシーンもどうもいただけない。それでは笑えないのだ。
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有名人のパロディも多い。ブリトニー・スピアーズやパリス・ヒルトン、トム・クルーズなどのゴシップ系がほとんどだ。誰のパロディなのか日本人には理解できない人も出てくるんだよなぁ。米国のテレビで放送されているコマーシャルや、米国の人気番組のパロディもいくつか出てくるんだけど、そんなのも、それの元ネタを知らない日本人にとってはぜんぜん笑えないだろう。
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米国では「American Idol」、「Deal or No Deal」っていう番組は有名なんだけれどね。
ってことで、この映画は日本人が見ても無駄。英語のセリフをちゃんと聴き取れない人が見ても、そのギャグを理解するのは無理。日本語字幕にちゃんと翻訳できないようなセリフが多いんだよ。だから、こんな映画は無視しようぜ。
 
 
映画「ミート・ザ・スパルタンズ」
http://www.imdb.com/title/tt1073498/
American Idol
http://www.americanidol.com/
Deal or No Deal
http://www.nbc.com/Deal_or_No_Deal/



 
本編が1時間ちょっとで、すごく短い映画なんだけど、予算不足で撮影が打切りになっちゃったように見えるのは私だけであるまい。
 

 
 

映画嫌い (299)

2008年8月18日
 
本日のクソ映画は2006年の米国映画「ブラッド (Rise)」である。事前にどんな映画なのか、コメディなのか、サスペンスなのか、ホラーなのか、ポルノなのか、全く予備知識もない状態で見たんだけど、チープでトンチンカンな吸血鬼もの映画だったのだぁ。とほほ・・・。

連続殺人事件が発生している街。謎の惨殺死体が次々と見つかる。警察は犯人の手がかりを何も得られない。犯人は吸血鬼集団なのだから。刑事の娘も死体となって発見された。
主人公は雑誌の女性記者のセイディー・ブレイク。彼女も吸血鬼に襲われてしまった。発見された彼女の死体は検察医室の死体入れロッカーの中へ運ばれて安置された。ところが、セイディーは死んでいなかったのである。意識を取り戻したセイディーは、自力で死体ロッカーの中から這い出す。そして、彼女は自分が吸血鬼になっている事に気が付くのだった。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/rise.jpg
彼女も血を求めて殺人を犯してしまう。そして、彼女は自分をこんな体にした吸血鬼集団に復讐を開始する。ボウガンを武器に、次々と吸血鬼を倒していき、リーダーの男、ビショップの行方を追うが・・・。
 
 
つまんねぇ〜!
ストーリーに矛盾があるし、ハラハラ・ドキドキと盛り上がる箇所がどこにもないし、セイディー役のルーシー・リューがオッペケペーであるし、ストーリーに無関係な無駄な会話での時間稼ぎが多いからストーリー本体がボケちゃっているし、もぉ、すっごいC級映画なのだ。とてつもなくヘタクソな映画だ。見せ場が死体ロッカーから出てくるセイディーのシーンくらいしかないじゃないか。そのシーンだけを見せたいがためだけに作った映画じゃないの? こんなアホな映画は絶対に見るなよ。
 
 
映画「ブラッド」
http://www.blood-movie.jp/top.html
 
 

 
 

 
 

映画嫌い (300)

2008年8月19日
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「ワン・ミスト・コール (One Missed Call)」である。邦画「着信アリ」の米国でのリメイク版だ。日本でも劇場公開があったようだね。
 
主人公は女子大生のベス・レイモンド。ベスは自分の友人が続けて怪死するのを目撃した。
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一方、妹が怪死してしまったジャック・アンドリュース刑事はその謎を探っているうちにベスと出会う。
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怪死した彼女らにはある共通点があったのだ。それは、死の数日前に携帯電話に着信があり、留守電には自分の死ぬ時の叫び声が予告として録音されていたのである。そして、その声と同じ叫びをあげて彼女らは死んでいった。ベスとジャックは事の真相を解明しようとするが、ベスの携帯にも同様の着信を受けてしまう。ベスは死の運命を回避できるのか?
 
 
私は邦画「着信アリ」のほうを見ていないので、どのようにこれと違うのかは知らないが、これはあまりにも荒唐無稽でバカらしい。評価に値しないと一蹴しておこう。霊のせいにしちゃえば、どんな説明のつかない怪奇現象でもストーリーにできるのに、こんなチープでセコい怪奇現象はないだろ。解決せずに余韻を残して終わっちゃうこの手の手法にも飽き飽きだ。こんな知能が低い映画は無視しようぜ。
 
 
映画「ワン・ミスト・コール」
http://www.one-missed-call.jp/top.html
 
 

 
 

 
 
最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
  
「らーめん 梁川」
自宅の近くにあるラーメン店に時々出撃するこのコーナー。今回は札幌市南区澄川にあるラーメン店「らーめん 梁川」だ。
土地勘のない人にはわかりにくい場所にある。「コープ札幌(生協)」の西岡店のすぐ近くで、知名度の高いカレー店「木多郎」から更にの奥に行った所だ。
この店の自慢のメニューが「鍋焼拉麺」なんだそうだ。だから、「鍋焼拉麺」の「味噌」を注文してみた。850円だ。ラーメンを「鍋焼」にするとは、私は初体験である。味の想像がつかないな。
出てきたそのラーメンは、「鍋焼うどん」と同じようなあつあつの土鍋に入っていた。土鍋のフタをとると、スープが沸騰してぐつぐつしている。まさしく「鍋焼」だ。薬味として小サジ程度の少量の辛味噌が付いていて、お好みでそれをスープに溶かす方式だ。さっそく食べてみたところ、当然、熱すぎで食べにくい。ぐつぐつしていたスープよりも、麺が高温を保ったままになっていて、すごく麺が熱いのだ。しかし、その他の点では単なる味噌ラーメンでしかない。「味噌煮込みうどん」のラーメン版とかじゃなくて、熱いだけの普通の味噌ラーメンなんだもの、おもいっきりズッコケだ。「鍋焼」ってのが奇をてらっているだけの思いつきでやっちゃったアイディアで、見事なほどの空振りに終わっちゃっている。麺が熱いから食べるのに時間がかかり、その間に麺が伸びてしまった。「鍋焼」にすることによって、そのようなデメリットしかないじゃん。単なる味噌ラーメンとしても、コクのないその味噌スープもたいしておいしいとは言えない。
麺を食べた後に別売の「ライス&生たまご」150円を注文して、残ったスープに混ぜて「おじや」にするのがオススメの食べ方らしいのだが、私は更に150円を払う気にもならず、スープを残して店を出た。この店にはガッカリだな。夫婦と思われる男女の2人のジェントリーな接客態度は良いだけに、こんなラーメンを食べさせられるのはつらいよ。
ってことで、評価は100点満点中、5点。失格。
 
 
らーめん 梁川
http://ramen-yanagawa.lolipop.jp/
「らーめん 梁川」のヴィジッティング・カードがこれ
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/yanagawa.gif
 
 

追記:
このお店は2013年2月26日に閉店したようだ。
 
 

 
 

映画嫌い (301)

2008年8月22日
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「ベガスの恋に勝つルール (What Happens in Vegas)」である。現在、日本でも劇場公開中だな。
 
舞台はニューヨーク。ジャックは父親の経営する家具工場で働いていたが、父親から解雇を言い渡されて激しく落ち込む。
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ジョイはニューヨークの証券取引場で働くキャリア・ウーマン。ジョイは彼氏のメーソンからふられてしまい、激しく落ち込む。
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ジャックは気晴らしにラスベガスでパ〜ァっと楽しもうと計画し、一方のジョイもラスベガスでの憂さ晴らしを考える。
そんなふたりがラスベガスで出会ってしまった。お互いの悲しい境遇を理解し、ふたりは飲んで踊って騒いで盛り上がる。ベロベロに酔った勢いで、ふたりはファックして、結婚の約束までしちゃったのだ。
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翌朝、ふたりは泥酔からさめ、何があったのかお互いによく覚えていない状態だ。そこで、ふたりは昨晩の事はなかった事にしようと、スロットマシーンの前で話し合うが、互いに自分がふられてしまったことになってしまっては自分のプライドが許さない。そしてふたりはケンカになってしまったのだ。その時にジョイの25セントを投入してジャックがレバーを引いて回したスロットマシーンが大当たりしてしまった。
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大当たりの賞金は最高金額の300万ドルだ。
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それに驚くふたり。レバーを引いて回したのはジャックだから、賞金を受取る権利はジャックにある。それが気に入らないジョイは、昨晩に結婚の約束をしていることを盾に、ふたりは夫婦だからと賞金の半分の権利を主張し、裁判となる。
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そして、裁判長から言い渡された判決とは、
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賞金を一時凍結して裁判所あずかりとし、ふたりを夫婦と認め、半年間の夫婦生活の様子を裁判所の指定のカウンセラーに毎週報告するというものだ。
ジャックのボロ・アパートで奇妙な新婚生活が始まる。
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お互いに相手にカネを渡したくないとイガみあうふたりは、イヤガラセの数々を相手に仕掛ける。そして・・・。
 
 
つまらないよぉ・・・。
結末は誰にでも想像がつくだろう。イガみあうふたりの間に本当の愛が芽生えてしまって、本当の結婚をしちゃうんだろう、それしかないだろう。見ていたら、やはりそれで終わっていた。あぁ、そんなベタな映画なんか作るなよなぁ。それにしても、本当の愛になるキッカケが無理矢理っぽくて私はあれには納得しないぞ。なんでそうなっちゃうわけ? そんなアクロバットなハートウォーミングを見せられてもシラケるよ。コメディとして笑える箇所がひとつもないどころか、イヤガラセのシーンを見てるとこっちのほうもイヤな気分にさせられてしまう。脇役として登場しているジャックの親友の弁護士にもっとコメディやらせりゃいいじゃんか。
ってことで、こんなバカな映画を見てもしょうがないから、絶対に無視しようね。邦題の「ベガスの恋に勝つルール」ってのが内容と全然マッチしていないしなぁ。
 
 
映画「ベガスの恋に勝つルール」
http://movies.foxjapan.com/vegas/
 
 

 
 

 
 
 
2008年8月23日の夜8時頃。前述のラーメン店「ラーメン 味の千龍」(札幌市南区澄川4条2丁目)が火事に。あたり一面が煙で、消防車が十数台も出動して、警察が交通規制をしている一大事だった。野次馬がたくさん。
あの店舗のある建物は2階建てで、2階が住居で1階が店舗になっていて、3軒の店舗が並んでいる長家風のやつである。向かって左から「ラーメン 味の千龍」、真ん中がホルモン焼き店「BOO」、右が中古パソコン店だ。出火したのは「千龍」なのか「BOO」なのかわからないが、両店の2階から煙がモクモクと。煙の中に突入している消防士の姿が見えた。中古パソコン店には影響がなかったようであるが、なんだか凄い状況だったなぁ。これで「千龍」もしばらくは休業だろうか?
 
 

 
 

 
 

活動停止嫌い (1)

2008年8月24日
 
本日はヒミツの日記に記述。相互リンクしている皆さんにしか見られません。見られない人は残念でしたぁ!
 


 
 

 

活動停止嫌い (2)

2008年8月25日
 
本日はヒミツの日記に記述。相互リンクしている皆さんにしか見られません。見られない人は残念でしたぁ!
 


 
 

 
 

映画嫌い (302)

2008年8月26日
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「アウェイク (Awake)」である。日本での劇場公開は今のとろこは未定のようだ。
 
主人公のクレイは青年実業家。母の反対を押し切ってサムと結婚した新婚さんだ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/Awake1.jpg
そんな彼は心臓移植手術を受けなければならないほど心臓が悪かった。主治医は親友でもあるジャックだ。ドナーが見つかったので彼は移植手術を受けることに。
手術室で麻酔をかけられ、移植手術が始まったのだが、なぜかクレイの意識ははっきりしていた。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/Awake2.jpg
麻酔のために手足など体の一切は動けないし、胸を切開されても痛みがないのだが、意識は目覚めていたのだ。手術中の医師たちの世間話しをする声がはっきり聞こえる。その会話の内容から、医師たちはクレイを殺そうと企んでいることがわかった。移植する心臓に薬物が注射されて使い物にならなくされてしまい、すでに彼の体からは心臓が除去されて、機械的に人工心肺が彼に血液を送っている状態だ。クレイは麻酔の作用で体を動かすことも、何の反応を示すこともできない。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/Awake3.jpg
何の目的でクレイは殺されなきゃならないのか? どうなるクレイ?
 
 
う〜ん、引っ張るねぇ、安っぽいねぇ。実質的には20分弱のショート・フィルム部門で作られるような短編のストーリーなんだけれど、ほとんどストーリーとは関係のないクレイの幼少時の事とか、サムとの出会いやデート、母との確執のようなものを見せて、見苦しいほど思いっきり引っ張っているのだ。そして本編が80分弱の映画になっちゃってやんの。だから、中身が薄い薄い。クレイを殺そうとしている動機や黒幕もバカバカしいし、クレイが助かったその手法も「ありえねぇ!」ってな感じで脱力なストーリーだな。サムや母のシーンはストーリー上、すべてをカットすることはできないだろうが、これじゃ無駄なシーンのありすぎだ。手術中のクレイが「生き霊」のようになってあちこちに登場するのも見せ方がヘタだぞ。
クレイを演じているのは、映画「ジャンパー」や「スター・ウォーズ」で主演していたハイデン・クリステンセンで、サムの役はジェシカ・アルバだね。そ〜いう役者たちをうまく使いきれていないような気がするのは私だけであるまい。
ってことで、この映画も無視しような。
 
 
映画「アウェイク」
http://www.awakethemovie.com/
 
 

 
 

 
 

活動停止嫌い (3)

2008年8月27日
 
本日はヒミツの日記に記述。相互リンクしている皆さんにしか見られません。見られない人は残念でしたぁ!
 


 
 

 

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