映画嫌い (464)
2009年8月7日 映画貴女の人生の貴重な時間をドブに捨てるどぉ~しょぉ~もないクソ映画を摘発し、絶対に見ないように注意を喚起するこのコーナー。本日のクソ映画は2006年の米国映画「アメリカン・ピーチパイ (She’s the Man)」である。くだらない邦題を付けるんぢゃない!
高校生の兄のセバスチャンと妹のバイオーラは双子の兄妹である。主人公は妹のバイオーラのほうだ。彼女は熱血サッカー少女だ。彼女の通っているコンウォル高校の女子サッカー部は、練習に使っていたグラウンドの使用権をラクロス部に取られてしまい、活動できなくなってしまった。そこで、バイオーラは男子サッカー部に入れてもらおうとするが、顧問からも、バイオーラの彼氏であるゴールキーパーのジャスティンからも、男女差別的な言葉で断わられてしまう。それに激怒したバイオーラは、ジャスティンとの別れを宣言し、男子サッカー部を困らせてやろうと思うのだった。
一方、兄のセバスチャンはコンウォル高校から追い出されたロック少年で、2週間後の新学期からイリュリア高校に転校することになっていた。そんな時、急にセバスチャンはロック祭の為に2週間、ロンドンに行く事になる。そこで、バイオーラが思いついた男子サッカー部を困らせる計画とは、バイオーラが男装してセバスチャンになりきってイリュリア高校に通い、男子サッカー部に入るというものだ。コンウォル高校の男子サッカー部の宿敵のサッカー部である。そして、コンウォル高校の男子サッカー部を試合で負かすというものだ。
ヅラをかぶって男装したバイオーラはバレずにイリュリア高校に潜入し、男子サッカー部に入る。学生寮の同室のルームメイト、デュークにも女だとバレていない。デュークが思いを寄せている校内ピカ1の美少女・オリビアとの恋をバイオーラは取り持とうと、デュークの相談に乗る。ところがオリビアはバイオーラが男装しているセバスチャンに恋をしてしまう。更には、バイオーラはデュークに惹かれてしまい、人間関係がもつれまくる。その上に、バイオーラの元彼のジャスティン、セバスチャンの元彼女のモニークが登場して、事態は更に混乱。そんな時、予定より早くセバスチャンがロンドンから帰ってきて・・・。
ドタバタ系のハイ・スクール・ラヴ・コメ映画である。これがくらだないんだなぁ。笑えるシーンなんか1つもないんだもの。セバスチャンとバイオーラは顔は似ていないし、身長が20cmくらいも違っているんだから、帰国したセバスチャンが本人に入れ替わっている事ぐらいに気が付けよなぁ。
イリュリア高校の校長の役のヘンテコな男優さん、デヴィッド・クロス(David Cross)っていう名前らしいんだけど、その昔、キング・クリムゾン((King Crimson)っていうバンドでバイオリンを弾いていた人とは同姓同名だよねぇ。本人ぢゃないだろうなぁ。
ところで、オリビアの役のおねえちゃん、キレイだなぁ。これで金髪じゃなかったら、ファンレターを送っちゃうかも(私、金髪嫌いなんだよ)。
ってことで、その他に見るべきシーンなし。
こんな、マンモスくらだなピー・・・な映画は無視しよう。
映画「アメリカン・ピーチパイ」
http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D112183216.html
http://movie.ontvjapan.com/RatingUserList/movie/328246
ちなみに、この映画でデューク役を演じているチャニング・テイタムは、本日から日本で劇場公開されている映画「G.I.ジョー」で主演しているようだ。「G.I.ジョー」のプロモーションで先日、来日していたよね。