札幌ラーメン嫌い 「極(きわみ)」
2009年8月8日 グルメ最近、私が札幌市内で食べてみたラーメンを評価してみた。
味の好みは人それぞれってことで、評価はあくまでも私の個人的な好みで決めている。
「極(きわみ)」
先週あたりからここ北海道でもやっと夏らしくなってきて、暑い日が続いている。そう言えば、1年前の夏の暑い日、「極(きわみ)」っていう店の蒸し暑い店内で、あつあつの味噌ラーメンを食べたっけなぁ・・・と思い出し、1年振りで再訪問してみる事にした。あの味噌ラーメンは美味しいと思ったもの。その時の事は1年くらい前にここのブログに書いている。札幌の西岡にある小さな店だ。それ以前に書いた「極(きわめ)」というまずいラーメン店とは無関係である。名前がまぎらわしいなぁ。
今回も夏の暑い日の訪問だ。店内は前回に訪問した時のように蒸し蒸しとしていない。空調を改善したのだろうか? しかし、相変わらず、店の奥のラジカセから大音量のラジオの音が流れてきていて、これにはあまり感心しないなぁ。前回は味噌ラーメンを食べたので、今回はそれとは違う「辛口味噌野菜」ラーメンっていうやつを注文してみた。800円である。辛いものが大好きである私なので期待しちゃうなぁ。
それで出てきたラーメン、うまい! これは辛いぞ。ちょっと辛いのではなく、かなり辛い。辛いものが大好きな私にとって、この辛さは快感である。辛いものが苦手な人にはおすすめできない辛さである。単に辛いだけではなく、味噌の風味とゴマの香ばしさが辛さに負けずにしっかりと生きているぞ。コクがあって、すごい完成度である。この10年間に食べたラーメンの中のトップ・クラスの味だ。そのラーメンのタイトル「辛口味噌野菜」に反して、白髪ネギ以外にそれほどシャキシャキした野菜が入っているわけじゃないけれど、そんなの気にならないほどうまいのだ。麺の種類も硬さもそのスープにベスト・マッチング。これはすごいなぁ。超おすすめである。この料理人、やるなぁ。「極(きわみ)」、いいぞ!
ってことで、評価は100点満点中、95点。合格。
満点じゃない要素は2つ。まず、スープだ。これはこれでおいしいのだが、塩分が多過ぎな感じもする。塩分を20%~30%くらい抑えてもいいんじゃないの?って思ってしまった。それともう1つ。相変わらずの大音量のラジオの音だ。これはなんとかしてもらいたいものである。
食べ終わって料金を払った時、店名の入った黒いカードを渡してくれた。そのカードの表は、1年くらい前に「極(きわみ)」の事をここに書いた時に公開したこの黒いカードと同じだ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/kiwami.gif
ところが、裏面がスタンプの押印欄に変わっていたのだ。1杯食べるとスタンプ1つ。スタンプ10個でラーメン1杯がタダ。う~ん、そんな事やらなくてもいいだろぅにぃなぁ。次回はまた1年後じゃなくて、何度も通ってしまいそうなのが恐いなぁ。
「極(きわみ)」
http://www.sapporo-web.com/kiwami/
激辛系のラーメンとしては、私が今までにおいしいと思ったやつは、JR札幌駅の地下のショッピングモール「パセオ」にある「えぞっこ」というラーメン店の「激辛ラーメン」だ。「えぞっこ」は今でも同じ場所で営業をしているんだけど、メニューが何度か変わってしまい、「激辛ラーメン」もいつの間にかメニューからなくなってしまったなぁ。「辛味噌ラーメン」ってメニューはあるんだけど、辛さも足りないし、あれはおいしいとは思えなかったぞ。是非、「激辛ラーメン」を復活してもらいたいものだ。ビールに滅茶苦茶マッチしていたんだよなぁ、あの味。