謹賀新年。
 
今回の1曲目はエアロスミス(Aerosmith)である。
「ドロー・ザ・ライン (Draw The Line)」のギターのフレーズが「カエルの唄がぁ〜♪」にそっくりという話題ではない。
初期の名曲、「ドリーム・オン (Dream On)」だ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/DreamOn.mp3
初めてこの曲を聴いた時、私はブッ飛んだ。実に良くできている曲なんだもの。ところが、このバンドの他の曲は、トンデモなくつまらない。私の頭の中では、エアロスミスは「ドリーム・オン」の一発屋である。
 
そのフレーズにそっくりな曲をやっているのは、以前にもちょっとだけ話題にしたことのあるオランダのバンド、アース・アンド・ファイアー(Earth & Fire)である。米国のアース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)とは無関係のバンドだ、念のため。
アース・アンド・ファイアーはポップ・バンドとしてデビューして「シーズンズ (Seasons)」というヒット曲を出し、その後、1970年代の前半から半ばまではプログレな音のアルバムを出して、我々、プログレ・ファンを熱くさせたバンドである。「アトランティス (Atlantis)」というアルバムは私も大好きだなぁ。ボーカルのジャーネィ・カーグマン(Jerney Kaagman)が綺麗だったよなぁ。
1970年代の後半には、アース・アンド・ファイアーは当時に流行していたディスコ・ポップな音に変化しちゃって迷走しちゃう。そんな時に出たアルバムが「アンドロメダ・ガール (Andromeda Girl)」だった。タイトル曲の「アンドロメダ・ガール」のみ、生ストリングスを導入して歌い上げる曲だったもので、その曲のだけは評価は高かったものの、他の曲はことごとくポップでつまらないのだ。これでアース・アンド・ファイアーはプログレ・ファンから見捨てられてしまう。本国、オランダではその後もヒット曲を連発するんだけどね。
で、その曲「アンドロメダ・ガール」の半ばに、前述の「ドリーム・オン」にそっくりなメロディが出てくるのである。
それが、コレだ。
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/AndromedaGirl.mp3
 
 

 
 

 
 

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