映画嫌い (224)
2008年1月18日本日のクズ映画は2007年の米国映画「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」だ。日本では劇場公開済みだったよね。これも毎度毎度のディズニー映画である。子供向けの幼稚な宝探しゲームってなところだ。
主人公のベン・ゲイツが、自分の先祖がリンカーン大統領暗殺の首謀者だったという汚名をはらす目的を兼ねて、次々に手がかりを得ながら、宝探しをするという、一種のロール・プレイング・ゲームみたいな・・・、そ〜いう、ツカミどころがない、退屈でつまらない映画なわけだ。そんなに世の中、うまくいくわけがないぢゃん!とツッコミを入れながら見ている我々を置き去りにしながら、どんどんストーリーは暴走しちゃっている。英国のバッキンガム宮殿に侵入して、女王の机から手がかりの碑を盗んだり、ホワイトハウスの大統領執務室にある大統領の机にも同様のことをやろうとしたり、更には米国大統領を誘拐しようとしたり・・・と、もう荒唐無稽すぎて、みすぼらしいほど散漫なのだ。それに、別居中の彼女や、別れた両親までからんでくるし、
http://okurahoma777.hp.infoseek.co.jp/nationaltresure2.jpg
宝を横取りしようとする悪者も出てくる。それらのどの役どころも大雑把すぎるんだものなぁ。冒険ものなのに、手に汗握るってなシーンもないし、笑えるシーンもない。とてつもなく貧弱な映画だ。見ているのがつらくなってきたもの。そ〜いうのはエンターティメントとは言えないぞ。
前作、「ナショナル・トレジャー」は試写会で見たことがあるんだけれど、あまりにもつまらない映画だったので、途中で会場を出てしまったものなぁ。今となっては、あの時に試写会で見た前半部分がどんな映画だったか全く記憶がない。宇宙人に誘拐されて記憶を消されてしまったんだろうか?
映画「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」
http://www.disney.co.jp/movies/nt2/