映画嫌い (292)

2008年8月9日
 
本日のクソ映画は2008年の米国映画「ウォーリー (Wall-E)」だ。CGアニメのディズニー映画だ。現在、米国でヒット上映中だな。日本では今年の年末に劇場公開の予定があるようだ。今後、この映画を見る予定の人は、以下を読んではいけない。
 
800年後の地球。人類が絶滅して700年が経過していた。廃虚と化した都市の片隅で、人類が残した一台のゴミ処理小型ロボットのウォーリーはゴミ処理の仕事を続けていた。ゴミを分別し、ゴミを圧縮してブロック化し、それを積み上げていく。
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ある時、宇宙からロケットがやってきて、ウォーリーの作業場の近くに探査ロボットを下ろして飛び去っていった。そして、飛び回って地上を探査している探査ロボットの姿に、ウォーリーは恋をしてしまったのだ。ウォーリーはその探査ロボットを自分の住処に招待し、ゴミの中から見つけたコレクションを見せて友好をアピールする。その探査ロボットの名前はイヴだが、ウォ−リーは「イーヴァ!」と発音して呼ぶのだった。
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ウォ−リーはゴミの中から見つけた発芽した植物をイーヴァに見せると、イーヴァはそれを体内に取り込んだまま機能停止してしまった。そして、しばらくして、ロケットがイーヴァを回収しにやってきたのだ。ウォ−リーはイーヴァを追い、飛び立つロケットにしがみついて宇宙へ。そのロケットは宇宙の果てを航行中の巨大な宇宙船・アキシオンに辿り着くのだった。
その巨大宇宙船は、地球を700年前に飛び立ったもので、人類の子孫たちが大勢で暮らしているスペース・コロニーだ。地球に植物が存在する事の証明をイーヴァが得たので、それを知った船長は地球への帰還を決断する。
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ところが、地球への帰還を阻止しようとするコンピュータとその指示で妨害活動をするロボットたちが船長を拘束してし、証拠の植物を廃棄してしまおうとする。それに立ち向かうウォ−リーとイーヴァは・・・。
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かなり退屈である。見ていて、何度も居眠りしそうになった。
ストーリーが陳腐で、擬人化されたロボットたちの表情や姿にも飽き飽きしてくる。ストーリーを追いながら見ているのがバカらしいし、その後のストーリーがどんなふうに展開しているのか興味も持てないんだもの。要するに、どうでもいい映画なのである。何を言いたい映画なのか、何を見せたい映画なのかさっぱりわからないし、地球環境やエコを考えさせる映画にすらなっていないんだよなぁ。ウォーリーに似た姿のロボットが活躍する映画が20年くらい前にあったような気がするしなぁ。イーヴァのほうのモデルはクリオネかぁ?
笑えた箇所は1つだけ。最後のほうのシーンだ。ウォーリーが自分の体を張って活躍した為に機能停止してしまい、イーヴァが部品交換をしてウォーリーを蘇生させようとするシーンだ。ウォーリーを再起動させた時の音が「ジャーン!」って、それ、アップル・コンピュータのマッキントッシュの起動音じゃないか。私は飲んでいたカツゲンを吹き出してしまったぞ。カツゲンって何なのか、北海道民じゃないとわからんだろうが。
 
 
映画「ウォーリー」
http://www.disney.co.jp/movies/wall-e/
カツゲン
http://pucchi.net/hokkaido/knowledge/katsugen.php
 
 

 
 

 
 

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