映画嫌い (141)

2007年1月29日
 
本日のクズ映画は、2002年の韓国映画「マッチ売りの少女の再臨 (Resurrection of the Little Match Girl)」だ。

主人公は中国料理店で働くさえない男、イ・チュ。彼はゲームセンターで働いている娘・ヒミに憧れていたが、ヒミはチュには見向きもしない。
ある夜、チュは街中で、マッチではなくライターを売って歩く「ライター売りの少女」に出会いう。ヒミにそっくりな娘だったので、思わずチュはライターを買ってしまうのだった。
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そのライターには電話番号が印刷されていたので、チュはその番号に電話してみると、こんな音声が流れてきた。
「システム社が提供するゲーム『マッチ売りの少女の再臨』にようこそ。接続したいならば1を押してください。このゲームの目的は童話同様に少女を凍死させることです。違う形で死なせてはいけません。ライターを買ったり拉致しようとする人たちから少女を守りましょう。しかしこのゲームはこの程度では終わりません。童話では少女はおばあさんの夢を見ながら死んでいきますが、ここではあなたの夢を見ながら死んでいかねばなりません。もし彼女の愛を得ることでできれば彼女と幸せになれるでしょう。」
そして、チュはそのヴァーチャルなゲームの中に入り込んでしまい、ライター売りの少女をものにしようとする奴らの銃撃戦に巻き込まれる。チュは少女を救ったが、少女はチュの元から脱走し、バグ(コンピュータのプログラムの不良)によって少女が暴走する。マシンガンを持ってライターを売り歩く少女は、買ってくれない人を次々にダ・ダ・ダ・ダと射殺していく。
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殺人マシーンと化した少女と特殊部隊との銃撃戦が始まり、バグの少女はシステム社によって回収されるのだった。チュは少女を救出すべくシステム社に乱入し、・・・。
 
 
支離滅裂。しょ〜もないクズ映画だ。
脈絡のないシーンのツギハギで、ストーリー自体が成立していじゃないか。こんな無意味なシーン、無意味なストーリーを見せられてもしょうがない。システム社に乱入したシーンでは無理矢理と「マトリックス」のベタなパクリをやっちゃってるしなぁ。
 
やたらと銃やマシンガンを撃つシーンが多いんだけど、アホらしいのは、撃っても銃の反動ってのが全くないってことだ。反動の演技をしなきゃならない事に誰も気がつかなかったのかなぁ? そのような姿勢で実際に撃っちゃうと反動で右肘や右肩を脱臼しちゃじゃん!ってなシーンがいくつもある。韓国って徴兵制があって、軍隊で銃を使う人が多いのに、なんでそんなことも知らないんだろうか?
 
それにしても、21世紀にもなってゲームの中に入り込むって映画を作るって、いったい何なんだぁ?
 
 
映画「マッチ売りの少女の再臨」
http://naha.cool.ne.jp/misachi59/date.html
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/07/26/20020726000042.html
http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/chansonu_match.html
 
 

 
 
 

 
 

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