映画嫌い (148)
2007年2月7日本日のデス映画は、2002年の米国映画「ビロウ (Below)」だ。潜水艦もの映画である。
第二次世界大戦中の1943年、米軍潜水艦タイガーシャーク号は任務を終えて米国へ帰還中だった。
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途中でドイツ軍の潜水艦の攻撃を受けて大破した英国の病院船を見つける。生存者は航海士、看護婦、大ケガをしているドイツ人捕虜の三人だけだった。その三人を救助して潜水艦に乗せる。女性を潜水艦に乗せるのは不吉だという迷信があるので、乗組員に緊張が走るのだった。
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タイガーシャーク号は副長のブライス中尉が指揮をしていた。指揮官のウィンター艦長は任務中に事故死したのだった。タイガーシャーク号はドイツ軍の攻撃を受ける。そんな中、艦内で不可解な事件が連続して起こるのだった。そして、ドイツ軍の攻撃により油が漏れ、電気系統もやられ、方向舵のコントロールもできなくなった。
タイガーシャーク号と乗組員の運命は?
いゃー、全然おもしろくないねぇ。
はじめは潜水艦オカルト映画か?と思って見ていたところ、オカルトっぽいシーンは若干あるのだが、これはオカルトでもホラーでもないな。結局は、艦長の事故死の状況をめぐる事件ものになっていると言えば良いのだろうか? だからオカルト映画ファンが見てもガッカリだろう。戦争もの、潜水艦もの映画ファンが見てもガッカリだな。見どころが全然ないんだもの。
この映画にも潜水艦もの映画では定番の、艦内での内輪もめがある。そ〜いうの、もうやめてほしいよなぁ。航空機もの映画で素人が操縦して着陸させるってのと同様に、アホらしいほど定番なんだからさぁ。
ってことで、激しくクズな映画につき、この映画は絶対に無視しよう。
映画「ビロウ」
http://www.belowthemovie.com/
http://www.h3.dion.ne.jp/~t-kat/movie/HI/below.htm