映画嫌い (149)

2007年2月8日
 
本日のデス映画は、2001年の米国映画「ポセイドン (Danger Beneath the Sea)」だ。またまた潜水艦ものである。この映画、元はテレビ用ドラマで、劇場公開はされていないようだ。
 
米国海軍の若きエリート士官・シェフィールドが主人公だ。シェフィールドは潜水艦ランシング号の新任の艦長として赴任してきた。
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ベテランのケナー副長、多くの新米の乗組員を乗せてランシング号は北太平洋での哨戒任務に出るのだった。
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その時、北朝鮮の核ミサイル実験の徴候を米国が察知した。情報収集の命令が指令部からランシング号に下り、北朝鮮の吉州の沖、11キロの地点まで来たところ、北朝鮮の核爆弾が近くの海上で炸裂した。海中で大きな衝撃を受けたランシング号では、電気系統に故障が発生し、無線機が使えなくなったのだった。外部との通信が一切できなくなり、指令部との連絡もとれず、ランシング号は孤立してしまう。海上の様子も把握できない。
ケナー副長は「核戦争が始まっているのだから、ランシング号に搭載している四機の核ミサイルで反撃すべきだ」と言い、シェフィールド艦長と対立する。そして副長は親しい部下を自分の味方に付けて、武装してランシング号を乗っ取り、核ミサイル攻撃の準備をする。核ミサイルが発射されれば本当の全面核戦争になってしまう。
ランシング号が核ミサイル攻撃の準備をしていることを察知した指令部は、近くにいた艦隊にランシング号撃沈を命令する。
ランシング号の運命は・・・?
 
つまらないのなんの。これも潜水艦の中で対立ものだ。こ〜いう定番パターンはいいかげんにしてほしいよなぁ。艦長があっけなく副長から指揮権を奪還しちゃうし、潜水艦への攻撃もあっけなく回避できちゃうし、全く盛り上がりもなく終わってしまっている。つまらないったらありゃしない。結末は誰でも想像がつくだろう。
 
すごいのは、指令部に表示されている日本海の地図だ。
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四国ってこんなウンコみたいな形だったっけ? 九州ってこんなんだったっけ?
関門海峡ってこんなに離れていたっけ? こんなに離れていたら、関門トンネルの工事って青函トンネル以上に難しかったのでは?
能登半島の形状もヘンテコだし、淡路島も佐渡島も対馬もない。
なんでこんなデタラメな地図を海軍が使っているんだぁ? 200年前の伊能忠敬が作成した地図よりめちゃくちゃ精度が悪いってのは何なんだろうねぇ?
 
それに北海道もヘンだ。
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「ポセイドン」って邦題もヘンテコだよなぁ・・・。
 
 
映画「ポセイドン」
http://www.imdb.com/title/tt0278406/
http://2style.jp/butagoya/action/dangerbeneath.htm
http://koakuma555.blog13.fc2.com/blog-entry-3.html
 
 

 
 

 
 

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