ネットカフェ嫌い
2007年2月23日2月なのに、一年の中で最も寒い2月だっていうのに、札幌は雨なのだ。気温がプラスの9度もある。一部で雪が溶けてなくなってしまっているし、スケートリンクのようにツルツルの氷の状態になっている所が多い。歩きにくいったらありゃしない。異常気象、地球温暖化かよ。なんどかしてくれよぉ、ゴア氏。
そんな異常な日、私は札幌の中心部で知人のM氏と会う約束をしていた。そのような街中での待ち合わせの場合は、地下鉄「大通」駅(この「オオドオリ」の名前から、ナウなヤングはこの近辺を「ドーリ」と呼んでいる)のところにある「不二家」のペコちゃん人形を、私は待ち合わせ場所に指定することが多い。
今回もそこを待ち合わせの場所として私が指定したんだけど、その場に行ってみたところ、「不二家」は奥のレストランは営業しているんだけど、入口近辺にある普段はケーキが並んでいるショーケースはカラで、普段は入口の外に置いてあるペコちゃん人形も奥の方に置いてあった。そうだよなぁ、「不二家」の不祥事があったんだよなぁと思い出した。
その「不二家」のレストランは、数年前までは朝食バイキングをやっていて、バイキング・ファンの私も何度か利用したことがあるんだけど、あの店で食べた後って、なぜか下痢することが多かったよなぁ・・・と思いあたるフシもあるんだけど、あれは単に食べ過ぎて下痢したのかも知れないが、そうじゃないのかも知れない。今となっては何も証明する術がないなぁ。その後に朝食バイキングをやめちゃって、通常のファミ・レスになっちゃってるんだけど、あの「不二家」の不祥事があった今でもなぜか客は入っているのが不思議だ。
ペコちゃん人形を待ち合わせ場所によく使っていると、季節によってペコちゃん人形の衣装が替わっている事に気が付く。どれくらいの頻度で衣装を替えているのかは知らないが、毎月1回くらいのサイクルで替えているんじゃないだろうか。夏にはユカタを着ているし、春にはランドセルを背負った新入生の格好をしている。
昨年の4月には、その、ランドセルの姿だった。その時、通りがかりの白髪の老女が思わずペコちゃん人形の頭をなでて、「あ〜ら、可愛いオベベを着せてもらったわねぇ」なんてペコちゃん人形に向かって微笑んで語っていたっけ。老女はしゃがんで、ペコちゃんの目の高さに自分の目の高さを合わせていた。
(1) ペコちゃんはあくまでも人形なんだから、その老女の頭がおかしいだけだ。
(2) その人形には魂が宿っており、それが老女には見えたのだ。
(3) メルヘンだ。
正解は(1),(2),(3)のどれなのか未だにわからないが、あの時のペコちゃん人形と老女の姿が強烈に私の脳裏に焼き付いて、今でも忘れられない。今度、あの老女がペコちゃんに声をかけているのを見かけたら、是非、正解を教えてもらおう・・・と思っているのだが、その後、あの老女を見かけることはなかった。もしかして、あの老女の魂が今はあのペコちゃんに宿っているのだろうか?
そんな事を考えながら、早めに待ち合わせ場所に立っていたところ、M氏から電話があって、仕事の都合で1時間くらい遅れるとのことだった。しょうがない、1時間、どこかで時間をつぶそう。
ってことで、3秒ほど考えた。
(1) すぐ隣にある本屋「リーブルなにわ」で立ち読みして時間をつぶす。
(2) 「不二家」と同じビルの地下1階にあるCD店「玉光堂」で試聴しまくる。
(3) 向かいにある「三越・札幌店」のデパ地下を散策して試食しまくる。
(4) 「不二家」と同じビルの2階にあるネットカフェで時間をつぶす。
1時間も立ったままの立ち読みや試聴をするのはつらいから(1)と(2)は却下だな。
(3)も却下だろう、ダイエット中だから。
それで消去法にて(4)に決定。
地下2階のそこから階段を上がって2階へ行く間、そういえば、あのネットカフェって客層が怪しげだったよなぁ・・・と思い出した。どう言えば良いのかわからないのだが、ヘンなのだ、客層が、男も女も。
それで、受付カウンターで満席と言われて、ホッとした。それで、近くにあるほかのネットカフェに行くことにした。
近くにソフトバンクが経営しているネット店「BBパーク」ってのがあったっけ・・・と行ってみたところ、なぜか営業していないのだ。数年前に無料だってのを売りにしてオープンした店で、Yahoo BB のプロバイダ契約をする客を目当にした営業をしているんだけれど、あまり契約数が伸びなかったのか何なのか、昨年の11月頃に無料だったのが突如と有料になっちゃって、更には今月末で閉店しちゃうらしい。採算が合わなかったのだろうねぇ?
ってことで、他店に行ってみることにしたのだった。
この続きの話は、ヒミツの日記に記述。
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