暦嫌い (1)
2007年2月24日
おぉ〜っと、今月は2月だった。今月は28日までしかないぞ。
月末までに仕上げて納入するという契約で請負った仕事があったんだけど、今月って28日までしかない!ってことに今になって気がついて、かなりあわてている私であった。
月末までに来月分の家賃を振込まなければならない皆さんはご注意を。
なんで2月だけが28日なんだよ?
なんで30日ある月もあれば、31日ある月もあるんだぁ?
30日の月が2月、4月、6月、と偶数の月というわけでもなく、9月、11月も30日でしょ。なんでこんな不規則なルールがまかり通っているんだぁ?
まぎらわしいよなぁ・・・と思うのは私だけであるまい。
このように、現行の暦に不便さを感じている人は実際に多くて、いくつかの改革案が出ているようだ。しかし、どの案も採用されることがなく、425年も前に制定された「グレゴリオ暦」を今でも使っているのである。
私が最もこれはイケてると思った改革案はこれでだ。
「1年を13月にして、どの月も28日にする。」
これは便利じゃなかろうか?
毎月が一律に28日なんだもの、今月は30日だったか、31日まであったかなんかを気にすることがなくなる。28日ってのは7日の倍数だから、1ヶ月はぴったりと4週間だ。ってことは、たとえば1月1日を月曜日だとした場合、どの月でも7日、14日、21日、28日が日曜日だ。かなりスッキリする。翌年だろうが、10年後だろうが、100年後だろうが、毎月、7日、14日、21日、28日が日曜日だ。カレンダーはほぼ不要になるであろうし、カレンダーが必要な場合はそれ以前の年のカレンダーをそのまんま再利用できちゃう。地球にやさしいエコロジーな暦なのだ。
それで、
28日 × 13 = 364日
ってことで、1年には1日だけ足りない。だから、この不足分の1日を、13月の最終日の次の日として置いて、どの月にも属さなくて曜日もつかない空白の日とする。この日に何かシャレた名前をつけて、特別休暇の日にでもしちゃえば良い。
勿論、従来の4年に一度の閏年のルールは残しておく。4年に一度、空白の日を2日続きにしちゃうのだ。
現行の暦は、1582年にローマ教皇のグレゴリウス13世が制定した「グレゴリオ暦」である。紀元前46年にローマ帝国のユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が制定した「ユリウス暦」の改良版である。そのルーツには古代ギリシャや古代エジプトの太陽暦なんかがあったわけであるが、現行のグレゴリオ暦がこのようにまぎらわしくて不便である元凶は、ユリウス暦にあったのだ。それには当時のローマ帝国の政治的な意味があった(詳しくは後述)。
今さらローマ帝国の政治色を暦に組み込んでいてもしょうがないじゃないか。ユリウス暦が制定されて2000年以上が経過しているんだから、そろそろ、暦を使い易いものに改訂してもいいんじゃなかろうか?
(つづく)
月末までに仕上げて納入するという契約で請負った仕事があったんだけど、今月って28日までしかない!ってことに今になって気がついて、かなりあわてている私であった。
月末までに来月分の家賃を振込まなければならない皆さんはご注意を。
なんで2月だけが28日なんだよ?
なんで30日ある月もあれば、31日ある月もあるんだぁ?
30日の月が2月、4月、6月、と偶数の月というわけでもなく、9月、11月も30日でしょ。なんでこんな不規則なルールがまかり通っているんだぁ?
まぎらわしいよなぁ・・・と思うのは私だけであるまい。
このように、現行の暦に不便さを感じている人は実際に多くて、いくつかの改革案が出ているようだ。しかし、どの案も採用されることがなく、425年も前に制定された「グレゴリオ暦」を今でも使っているのである。
私が最もこれはイケてると思った改革案はこれでだ。
「1年を13月にして、どの月も28日にする。」
これは便利じゃなかろうか?
毎月が一律に28日なんだもの、今月は30日だったか、31日まであったかなんかを気にすることがなくなる。28日ってのは7日の倍数だから、1ヶ月はぴったりと4週間だ。ってことは、たとえば1月1日を月曜日だとした場合、どの月でも7日、14日、21日、28日が日曜日だ。かなりスッキリする。翌年だろうが、10年後だろうが、100年後だろうが、毎月、7日、14日、21日、28日が日曜日だ。カレンダーはほぼ不要になるであろうし、カレンダーが必要な場合はそれ以前の年のカレンダーをそのまんま再利用できちゃう。地球にやさしいエコロジーな暦なのだ。
それで、
28日 × 13 = 364日
ってことで、1年には1日だけ足りない。だから、この不足分の1日を、13月の最終日の次の日として置いて、どの月にも属さなくて曜日もつかない空白の日とする。この日に何かシャレた名前をつけて、特別休暇の日にでもしちゃえば良い。
勿論、従来の4年に一度の閏年のルールは残しておく。4年に一度、空白の日を2日続きにしちゃうのだ。
現行の暦は、1582年にローマ教皇のグレゴリウス13世が制定した「グレゴリオ暦」である。紀元前46年にローマ帝国のユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が制定した「ユリウス暦」の改良版である。そのルーツには古代ギリシャや古代エジプトの太陽暦なんかがあったわけであるが、現行のグレゴリオ暦がこのようにまぎらわしくて不便である元凶は、ユリウス暦にあったのだ。それには当時のローマ帝国の政治的な意味があった(詳しくは後述)。
今さらローマ帝国の政治色を暦に組み込んでいてもしょうがないじゃないか。ユリウス暦が制定されて2000年以上が経過しているんだから、そろそろ、暦を使い易いものに改訂してもいいんじゃなかろうか?
(つづく)